2025年1月25日(土)、26日(日)、私を含め5名の会員で県連の雪山講習会に参加しました。私は雪山2回目の超初心者です。一緒に参加した皆さんにもいろいろ教わりながら、雪山登山に必要な基本技術と安全対策について学びました。
大山館に到着し、まずは雪山登山の基本について、講義を受けました。
l 低体温症や凍傷
l 歩き方、ラッセル、ピッケルストップ
l コンパニオンレスキューの流れ
講義の後は服装を整え、装備をつけ、駐車場の雪の斜面へ。
キックステップや逆ハの字、スリーオクロックなどの歩き方を練習しました。
登り切れた後の小さな達成感の積み重ねが、技術につながります。
基本練習ののち、大山寺方面に向かいます。
少し上がった場所で、ピッケルストップの練習をはじめます。
滑落時にピッケルを使って止まる技術「ピッケルストップ」は、雪山登山において重要な安全技術です。斜面で何度も雪まみれになりながら練習しました。
他会の皆さんとも協力して練習します。
そうして1日目の講習会は終了しました。
夜は、お宿でジンギスカンをお腹いっぱいいただきました。
2日目朝、朝食をしっかり食べ、講習会が始まります。
駐車場で、アイゼンに履き替え、昨日と同じ斜面を登ります。足の置き方が靴とは異なります。
フラットフィッティングは、結構足首の柔らかさが必要なのですね。お互い称えながら、乗り切っていきます。
さあアイゼンを脱ぎ、登山靴で元谷避難小屋まで向かいます。
出発前にビーコンの受信確認をしたり、途中の雪深な斜面でラッセルの練習をしたり、実際に歩きながらの講習は力になります。
元谷避難小屋では、ともにラッセルを乗り切った他会の方達ともご一緒して昼食をとりました。
その後すぐに、雪の層を掘り出し、雪崩の仕組みについて講義を受けました。
大山館まで戻り、講習会は終了。
盛りだくさんな内容で、学び大き2日間。
講師の先生方には、優しく丁寧に教えていただき、感謝いたします。
何より、2日間をときに真剣に、ときに注意し合い、労いながら過ごした仲間との絆に感謝いたします。
(ともとも)