讃岐山脈トレイル vol.1 令和6年11月30日(土)

********************

  【讃岐山脈トレイル vol.1】

  日 時 / 令和6年11月30日(土)

  参加人数/ 19名(うち、会員外1名)

  タイム / 6:03

  距 離 / 13.7km

********************

 

「冬の里山! 年に1度は歩き、ルートを整備し、案内できる会員を増やそう」

ということで、今年も讃岐山脈縦走の季節になりました。

讃岐山脈を4区間に分けて行う縦走の第1回目となる今回。参加者19名が2つに分かれて、財田林道~六地蔵峠間の交差縦走に行ってきました。

今回は「ルート整備」の他に「地図読み」も山行テーマとなっています。

※筆者は財田林道から出発

先客が1台駐車していましたが、駐車スペースは充分な広さ。

ここで準備体操をして10分遅れの8:20に登山開始です。

筆者は昨年、六地蔵峠からの出発組で、登山口で足元が滑るなか、ロープを伝って登った記憶がありましたが、財田林道登山口は緩やかで歩きやすい整備された山道でした。

脇道には所々、数日前に降った雪が残っていました。


10:00 二軒茶屋到着

屋根の上にはふわふわした素敵な苔が。欲しい・・・。

《二軒茶屋解説》ここは讃岐と阿波を結ぶ交易の道であり、昭和3年トンネルが完成し鉄道が通じるまでは、ここを通る人も多く、二軒の宿が宿泊とお茶の接待をしていたことから「二軒茶屋」という名がついたそうです。


登山道は全体的に歩き易い道ですが、所々倒木や折れた枝が道を塞いでいるところもありました。

さっそく、刃を替えたばかりという切れ味抜群のノコギリで整備もばっちり。

折れてぶら下がっている枝は、私の前を歩いていた頼もしい男性会員氏が打ち払って歩いて下さったので、長身の私は今回一度も頭をぶつけること無く(笑)快適に歩くことが出来ました。

猪ノ鼻峠を越えると、斜めに堆積した礫岩・砂岩の岩壁に左右を囲まれた場所が出てきます。

日陰なのもあり、シダが生えていてかっこよくて好きな場所です。

松山市~讃岐山脈~淡路島~大阪と和歌山県境の和泉山脈まで続く、和泉層群「イズミサガン」だそうです

次に目指すのは若狭峰なのですが、道なりに直進していたところ、ベテラン先輩会員氏に呼び止められました。若狭峰へ登る目印のピンクリボンを見落としていたのです。

それも、昨年山の会に入会して自分が初めて結んだ記念すべき「ちょうちょ結びリボン」を。

自分で見落とすなんて失態でした。

12:34 無事若狭峰到着

 

13:08 中蓮寺峰到着

こちらで今回のもう一つのテーマである「地図読み」を行いました。

何度も教わっているのに、毎回「えっとー」から始まります。

「地図読みは初めての経験で勉強になりました」と、参加した会員外の方にも大変好評でした。


今回出会ったきのこ達

 

14:15 最後の難関、六地蔵峠登口の粘土質の急坂もロープを使い無事下山。

 

よつば