屋久島縦走 淀川登山口~白谷雲水峡(山小屋2泊3日)

標高1000m超える山が40数峰連なり「洋上のアルプス」と呼ばれる屋久島を5月の連休にメンバー6名で行ってきました。淀川登山口から島の中央に聳える宮之浦岳(1,936m)に登り、縄文杉を経て、白谷雲水峡へ至る2泊3日の山小屋泊。天候に恵まれ世界遺産の屋久島を満喫しました。

愛媛県八幡浜港からフェリーで臼杵港へ。東九州自動車道を南下して鹿児島港へ。

 そして高速艇(トッピー)で屋久島へ。初めてトッピーに乗りました。揺れなくて快適でした。

屋久島に上陸後、タクシーで淀川登山口に到着。登山届を入れ1泊目の淀川小屋へ出発。

淀川小屋に到着。テント泊の人が数名。山小屋は時間も早かったので小屋には誰もいなかった。水飲み場が川だったのはびっくり。小屋の注意書きにヤクシマネズミがでるので食べ物はザックにいれることと書いてあった。

2日目:宮之浦岳・新高塚小屋にむけて3時起床し4時の出発。

標高1600m付近に広がる国内最南端の高層湿原花之江河に到着。めずらしい高山植物や幻想的な景色を味わった。

世界遺産に登録されている地域に聳える標高1,936mで屋久島の最高峰であり、九州の最高峰である宮之浦岳に到着。洋上のアルプスといわれる景色を堪能する。

新高塚小屋に行く途中、ヤク猿が登山道を占領。ゆっくりと近づきどいてもらう。エサを与える人がいないので人を襲うこともなく自然な姿を見せてくれた。

新高塚小屋に到着。テントデッキはすでにいっぱいだった。小屋の案内の方が居られ、後8名空いているといわれる。ギリギリセーフと思いきや最終的には山小屋の通路もいっぱいになった。

3日目。連休の真っ最中、混雑が予想されるので早い時間に縄文杉に到着するように小屋を出発する。縄文杉の大きさに圧倒される。写真を撮るベストポジションといわれるところから撮影したが、その大きさは写真では伝わりにくい。登山客の踏圧で根が傷むのを防ぐためデッキの上を歩くようになっている。

大正時代初期の頃に屋久島を訪れたイギリスのプラントハンター、アーネスト・ヘンリー・ウィルソンが世に紹介したことから、この名前がつけられた。大きなウィルソン株の中は、10畳以上の空間が広がっていて切り株の中から上を見上げると、空が見えるほどの穴が空いている。きれいにハートの形に見える場所を探し写真を撮る。

かつて伐採した木々を搬出するために使用されたトロッコ道。今も、し尿搬出のため使われているそうです。トロッコ道には何本か川を渡る橋があり少しスリルがあった。このころから民宿に着いたらビールを飲むぞと話が出る。

トロッコ道の楠川別れから白谷雲水峡方面へ。映画「もののけ姫」の舞台となったと言われる森。マイナスイオンをたっぷりと吸う。

6名無事民宿に到着。夕食前に買い物や屋久島町歴史資料館等を巡る。屋久島名物のトビウオとビールがおいしい。

 

一度は行ってみたいと思っていた屋久島。山の会の先輩の応援、一緒に行ったメンバーの応援で楽しい思い出ができました。

感謝。感謝です。

 

投稿者:U.Y